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イベント警備とは?業務内容や必要な資格、給料や一般的な雇用形態もまとめてチェック

  • 公開日:2021/02/19
  • カテゴリ:未分類

イベント警備の業務内容と必要とされる資格

警備業務は4つの分野に分類されており、イベント警備は2号業務の「雑踏警備業務」に該当します。イベント警備の主な業務内容は、コンサートや花火大会など大勢の人が集うイベント会場で連携して安全を確保し、イベントの円滑な運営に貢献することです。また、安全に関する情報を一般向けに提供する事前の広報活動も含まれます。加えて、何らかの緊急事態が発生した場合には速やかに避難誘導を実施し、事故の発生を防止するという役割もあります。

イベント警備へ応募する場合、必ず資格が必要というわけではありません。ただし、イベント会場では一定人数ごとに有資格者を配置する必要があるため、事前に資格を取得しておくのは望ましいでしょう。おすすめの資格は「警備業務検定」です。これは国家検定資格で、業務内容に応じて6つに分類されています。イベント警備で役立つのは「雑踏警備業務」および「交通誘導警備業務」です。

いずれの資格も公安委員会の管轄下で試験が実施されており、基本資格の2級と上位資格の1級が用意されています。資格取得には警備業法や刑法などに関する知識が必要であり、緊急時の対処法に関しても理解していなければなりません。そのため、有資格者はイベント警備において基本的にチームをまとめる重要な存在となります。

イベント警備の雇用形態と給料の水準

イベント警備は単発の仕事が多いため、雇用形態はパートもしくはアルバイトが一般的です。警備会社へ登録をしておき、イベントが開催されるときに会社から連絡を受けて就業するというスタイルになります。空港警備や貴重品輸送警備など、他の警備業務検定資格を有している場合には、契約社員や正社員として採用されることも珍しくありません。その場合、通常は空港などへ常駐して異なるタイプの警備業務に当たり、イベントが行われる時にはスポット的に会場へ派遣されて警備を手伝うということになるでしょう。 イベント警備の給料は、パート・アルバイトの場合、時給900円から1,000円が相場となっています。日給で支払われる場合は9,000円前後が一般的です。ただし、雑踏警備業務などの有資格者は基本的に時給がアップしますから、1日あたり1万円から1万5,000円が支払われるケースも珍しくありません。契約社員や正社員として採用される場合、給料の相場は月給18万円から20万円前後です。ただし、上位資格を有している場合には、月給が25万円を超えることもあります。