警備員は隠れた優良バイト?待遇や働き方について!
- 公開日:2021/01/06
- カテゴリ:警備
警備員は特別な訓練を受けた人だけができるお仕事というイメージをお持ちの方も多いのではないのでしょうか。
実は警備員のバイトがあることをご存じでしたか?
あまり知られていませんが、警備員バイトは知る人ぞ知る「優良バイト」なのです。
ここでは待遇や働き方など、警備員バイトについて見ていきましょう!
目次
警備員バイトは未経験でもできる?
警備員バイトは未経験でもできます。
実際に「警備バイト」をインターネットで検索していただくと、未経験OKの求人情報が多く見つかります。
初心者には研修が義務づけられている
法律により合計で30時間の研修をすることも定められているため、警備の仕事をしたことがない人でも安心して始めることができます。もちろん、30時間の研修にも給料が出ます。
逆に、研修時間の給料が出ないところは違法な会社です。そのような会社ではその後もトラブルになる可能性があるため、申し込む際にきちんと確認することが重要です。
資格を取得する場合もサポートが手厚い
中には資格が必要な警備もありますが、会社が費用を負担して取得をサポートしてくれるところが多く、また、そもそも資格なしでもできる警備の仕事もたくさんあります。
資格を取った場合には手当がついたり正社員になれたりすることがあるので、いずれにせよお得だと言えます。
このように、警備員バイトは未経験の初心者にも優しいバイトであると言えるでしょう。
次に、気になる待遇についても見ていきましょう。
警備員バイトの待遇や働き方について
ここでは警備員バイトの待遇、働き方について見ていきます。
待遇というとまず知りたいのは給料ですよね。
一般的に警備員バイトは稼げると言われていますが、実際にはどうなのでしょうか。
警備員バイトは多くの場合、日当制、つまり日給で決められています。
「一日8時間働いて1万円」といった決まり方です。
一見すると特に給料が高いわけではないように感じられますが、なぜこれが優良バイトと言われるのでしょうか。
それは、働き方に理由があります。
具体的にどのような働き方ができるのか、見てみましょう。
早く終わることが多い
実は「一日8時間」と書いている警備員バイトでも、実際にはそれよりも短い時間で仕事が終わることが多いのです。
特に道路工事などは、工事を行って良い時間があらかじめ決まっているため、一日の工事計画は余裕をもったものになっています。
そのため、実際には予定よりも早くその日の作業が終わることが多くなっています。
一方で、給料は日当制であるため、働いた時間が短くても、8時間きっちり働いたのと同じ額が貰えます。
日払いで給料を受け取れる
多くの警備会社は、給料の日払いに対応しています。
月末の給料日を待たずに受け取れるのはありがたいですよね。
後述するシフトの自由さと日払いのシステムにより、急にお金を稼ぐ必要がある際にも警備員バイトはぴったりであると言えます。
休憩時間が多い
また、休憩時間が比較的多いことも優良バイトであるとされる理由の一つです。
警備は多くの場合、「常に」警備員を置いている必要があるため、警備員がトイレや水分補給で現場を離れる場合、それがたとえ数分であっても代わりの警備員が現場にいる必要があります。
そのため、一人で十分な警備の場所に、二人以上の警備員が配属されることがよくあります。
そうなると、単純に計算すると勤務する量は半分以下で済みますよね。
これらの理由から「一日8時間働いて1万円」の場合であっても「実際には6時間で終わったし、そのうち半分は休憩していたが、給料は8時間分もらえた」というようなことが起こるのが警備員バイトなのです。
シフトが自由
他にも、シフトの自由さも特徴的です。
警備員バイトは昼勤や夜勤、勤務時間など融通が利きやすいと言われています。
そのため忙しい週には一度も勤務しない、というような働き方を選ぶこともできるのです。
大学生やフリーターなどの方でも自分のスケジュールに合わせたシフトを組むことができます。
以上、警備員バイトの待遇、働き方について見てみました。
とても意外かも知れませんが、警備員バイトはこのように非常にホワイトなのです。
警備バイトのデメリット
これまで警備員バイトが優良バイトであると言われる理由をたくさん説明してきましたが、デメリットはあるのかも気になりますよね。
ここでは警備員バイトのデメリットについて見ていきましょう。
年齢制限がある
18歳未満の人は法律の定めにより、警備員の仕事をすることはできません。
待遇や働き方がかなり良いバイトではありますが、18歳未満の方はそもそも禁止されてしまっているのです。そのため一律で「高校生不可」としている求人もよくあります。
ただし、一度18歳以上になってしまえば、年齢の上限はありませんから、高校生や18歳未満の人は、18歳になってバイトをするときは警備員バイトを検討してみると良いでしょう。
気温、天候の影響を受けやすい
交通整理など屋外での警備を行う場合には避けられないデメリットです。
夏の炎天下や冬の凍えるような寒さの中での警備は、体力に自信がない人は避けた方が良いかもしれません。また、雨の日でも雨具を身につけて警備を行う場合があります。
一方、屋内イベントの警備や工場内の警備などは気温や天候の影響は受けないため、そのようなジャンルの警備員バイトもオススメです。
コミュニケーションが少ない
接客業などとは異なり、警備にはお客さんはいませんし、同時に仕事をする警備員の人数も数人程度であることが多いです。
そのため、基本的に人と会話する機会はあまりありません。
アットホームな職場やバイト仲間との繋がりを求める人にとってはあまり嬉しくない環境でしょう。
逆に一人で淡々と仕事をする方が向いている、という人にはうってつけのバイトとも言えます。
警備員バイトをするには
警備員バイトのメリットとデメリットを見てきましたが、いかがでしたか?
警備員バイトに興味が出てきた方のため、ここでは具体的な始め方について説明します。
1.登録
警備員バイトは基本的に登録制であることがほとんどです。
そのため、警備員バイトを始める際はまずは警備会社に登録しましょう。
警備の業界は慢性的な人手不足に悩んでいるため、多くの会社が求人募集を出しています。
自身の住んでいる地域や満足できる待遇の条件を探してみましょう。
2.研修
登録後、未経験の場合は研修を受けることになります。
基本研修15時間以上、業務別研修15時間以上の合計30時間以上の研修が法律で義務づけられています。
もちろん研修期間中も給料は支払われますので、サボることなくしっかりと受けましょう。
3.勤務
研修終了後、自身のスケジュールに合わせてシフトを入れることで警備員として働くことになります。
シフトは融通が利くことが多いので、忙しいときは全くシフトを入れないということも可能です。
資格取得について
また、会社や警備の内容によっては資格の取得を求められることがあります。
資格取得の際に発生する費用は会社負担であることがほとんどであり、一度取得すれば手当や正社員登用といったメリットが受けられることも多いため、警備会社の制度を確認して、資格を取得できる場合は積極的に取得するのが良いでしょう。
資格といってもその種類や難易度は様々ですので、自分の登録した警備員バイトの内容などに照らして適切な資格を取得していくことが重要です。
こちらのページでは警備員の資格について説明しているので、必要に応じて参照していただければと思います。
まとめ
今回は警備員バイトのメリットやデメリット、具体的な始め方について説明しましたが、いかかでしたか?
多くの人にとっては隠れた優良バイトであることがお分かりになったかと思います。
興味のある方はまずは警備会社に登録しておくことをオススメします。
また、株式会社ライジングでは他にも様々なコラムを掲載しているので、ぜひ読んでみてください。