野田洋次郎に感謝を伝えたい。
丹後です、2回目の登場ですね。今日は自分がWebの世界に興味もったキッカケについてでも書こうかと。
僕がWeb業界に興味を持ち始めたのは大学生になってからのこと。
高校生の頃は「人よりも少しパソコンに強い」くらいのもので、基本的には授業を受けて夜遅くまで部活(陸上部)に励み、帰宅後は疲れて速攻で寝る、みたいな生活ばかり送っていました。大学進学についてもそこまで真面目に考えておらず、「なんとなく経済学部だったら汎用性が高いのでは?」という超テキトーな理由で同志社大学経済学部に進学。結果、1回生の時点で
「大学ってめっちゃつまんねぇじゃん。。。。」
となり、気づくと毎日映画館で映画を見るか、もしくはCDショップで良さげな音楽がないかひたすら探すという廃人のような生活を送っていました。大学に行かないなど茶飯事という感じで、大学で僕を見かけた友人は口を揃えて「なんでいるの?」と言う始末。かなりヤバいですが、個人的には楽しかった&得るものも多かった&今の生活にも役立っているので後悔はしていないです。
そんな日々を過ごしていたある日、とある曲と出会いました。それが「Water lily」。
「聞いたことねぇわ」という感じかもしれませんが、「君の名は。」や「天気の子」で主題歌を務めたRADWIMPSのボーカル、野田洋次郎のソロプロジェクトillionが2016年にリリースした楽曲、それが「Water lily」。結構イカした曲を多々リリースしており、個人的にはめためた好き(ここ2年くらい曲をリリースをしていないので寂しい)なのですが、この「Water lily」の宣伝用特設サイトが、20年弱の人生でみてきた「Webサイト」の概念を揺るがすほど美しかった。
一言で言い表すと「触れるミュージックビデオ」。基本的には一枚絵でオシャレなグラフィックが動いている映像が流れているのですが、その映像上でクリックすると映像に波紋のようなエフェクトがかかり、楽器の音が再生され、さらにその映像のエフェクトと楽器の音は現在進行形でそのサイトをみているどこかの誰かにも共有されるので、そのWebサイトを通してセッションすることができるというものでした。当時そこまでWebに詳しくない僕からすると、あまりにも得体がしれずただただ圧倒されるばかりだったのを覚えています(残念なことに、今はページを読み込んでいる最中で止まってしまい見ることができません。リンクを貼る気満々でここまで記事を書いていたのでめっちゃショック)。
そんなわけで、気づけばWebの世界にのめり込み始めていたというわけです。こうした出会いもあの自堕落な生活あってのものなので、やりたいことがなく熱意を失っているときは、映画や音楽等の娯楽に走ってみるのもいいかもしれんですね。では。