オートメーションの落とし穴

こんにちはライジングの西古です。私は美味しいものを食べるのが好きなので、ついつい食費に多くを費やしてしまう傾向があります。好き放題やっていると、際限なく食費を使ってしまうので、毎日いくら支払ったかをアプリに記入しています。

こんな食費専用の管理アプリを使用しています。

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毎月の食費を「朝食」「昼食」「夕食」「交際費」「食材費」「カフェ」「お菓子」など、カテゴリー分けをすることによって、どこに無駄な出費をしているのかを明確にできます。
月に一度、集計をとって次月の目標を立てています。

先日、1月分の食費の集計をしました。集計作業はとても面倒なものです。カテゴリーごとに記入されたものを一つ一つエクセルに打ち込んでいきます。今時、エクセルに一つ一つ打ち込むと言う作業の仕事は流行りません。なんでもすぐに計算してくれる「オートメーションツール」がたくさんありますもんね。家計簿、資産運用系のアプリで言うとこれらが有名です。

[便利なオートメーションツール一覧] <家計簿系アプリ/資産運用系>
★ウェルスナビ
https://www.wealthnavi.com/top_003.html?utm_expid=.LbGyjnt3QeCNBusFA6eDhg.1&utm_referrer=https%3A%2F%2Fwww.google.com%2F
★Zaim
https://zaim.net
★マネーフォワード
https://moneyforward.com
こんな素晴らしいアプリがある時代に生まれてきてよかったー!
元来マメなタイプでない自分にとって、オートメーションツールほど素晴らしい発明は無い。ただ、家計管理において私は高度なオートメーションツールが合いませんでした。

その効率化、行動に繋がっている??

言いたいことはここから。
どんなにオートメーション化が進んでも、結局は使う人間次第ということ。

私も以前、上記のうちの一つのサービスを利用していました。手間なく集計作業をしてくれ、分析し翌月の行動を提案してくれました。自分でする作業はほとんど何もなく、いつもアプリに任せきり。分析レポートが送られてきても、だいたい自分で認識している範囲内のものでした。自動化しているものですから、アプリを開くタイミングはほとんどないまま、半年以上アプリを放置してしまったのです。

「めんどくさい作業を自動化する→そのことを考える時間が少なくなる→本人の行動意識が下がってしまう」

そこに自動化の思わぬ落とし穴があるのかもしれません。

「効率化」、「楽」がいつも正しいとは限りません。特にミレニアム世代Z世代は、全時代的なものを非効率的だと捉える人も多くいると思います。行動にどれだけコミットしてくれるのか?作業の自動化する時には、その視点が大切だと、身をもって体験した話です。